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どうしてだか
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     どうしてか、私は多分中学生の頃くらいから弟の卒業写真や、ちょっと人の態度を見たり話したりするだけで、その人の人となりを当ててしまうらしい。
    「この人ってこんなことあったりする?」と聞くと当たってしまうのである。
    そんな自分が分かっているので、いつの日か人と接する時には先入観を持たずに接し、もし心が離れているな、でもこれからのお付き合いも大切だな、と思ったら一緒に食事に行って仲良くしようとしたりもした。

    でも、最近そうもいかなくなった。
    やっぱり当ててしまう。
    夫はこんな私を嫌うので、人に対する印象をよく付き合いもないのに言わない事にしているのだが、
    どうにも身動きできなくなってきた。

    やっぱり野生の勘?は大事なのである。
    (ちなみに電車に乗る寸前に『痴漢に遭いそう!』とぞくっとくるとやっぱり痴漢に遭う。勘の後で車両を変えても一緒なのだ。)

    自治会をやっていてもそう思う。
    顔も名前も一致しないけれど、インターホンで喋っただけでもやっぱり当たってしまう。
    でもうまくやらなくてはいけない。
    話してすぐに対応を変えねばならないから。



    それと人がウソをついている事。これもすぐにわかる。
    こんな勘は特にいらない。
    相手を疑うのだからやりきれない。
    だからもう大切な人や本人が申告しない時には、突っ込んで聞かない事にしている。
    こっちも気をもんで精神的に辛くなるし、相手と接しにくくなって関係が悪化するから。
    ウソをつくだけの理由があるのだろうし、悪いと思ってるからウソをつくのだろうから。
    それに私がウソをつかせているのかもしれない。
    ただもったいないのが相手との関係が希薄になることだ。残念極まりない。
    そしてそれが明らかになった時、なぜか自分を責めてしまう。




    こうして改めて考えると、人間関係ってやっぱり私には辛いもののようだ。悲しくなるくらい苦しい。
    苦しいのだ。
    一人で自然を感じたり、動物と遊んでいる方が気持ちがどれだけ休まることか。
    まぁ苦手な虫もいるけれど、川の音、次に聞こえてくる虫の声、空、雲の移り変わり、風、風にそよぐ木の音、波の寄せる音、鳥の声、一生懸命生きてる動物達。
    皆ウソがない。

    でも人間は社会があって存在できる動物だから全くの一人ってのはまず無理。
    しかも私は健康体ではないし。

    だから私は毎日絵を紡ぐ。
    吐き出すように。
    ドロではなく、感じたままの美しさやインスピレーションを吐き出す。
    履き続けることで生きてゆく事が出来、それが生きている証にもなるのだ。
    そして私はいつまで生き続けるのだろう。
    その勘はまだない。
    | 人生 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
    夢を見る木(連作)
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       私は8年ほど、絵が描けない時期がありました。
      そんなある日、夫がパステルをプレゼントしてくれました。
      とても素敵な色が沢山並んでいて心が躍りました。
      けれども何を描いていいのか、どうやったら描けるのか、全く手が動きませんでした。
      悲しいと思いました。あんなに絵が描きたくて、好きだったのに、と。
      そんな時でも一色でもいいから小さな紙に色を塗るんだ、と夫は言いました。
      それすらも辛かった。
      一応絵らしきものは描けるようにはなったのは5年ほど前。
      ただ色を組み合わせただけ、あとは犬と散歩に行く海の絵。
      これだけ。

      でも引っ越してから、少しだけ欠けるようになりました。少しだけ。
      そして今年大きな地震がありました。
      『今描かなくてどうする?今しかないだろう。動くんだ、とにかく動くんだ。』
      そう思いました。
      下手でもいい、とにかく描こう。体が動かない私には絵しか残っていない。しかも絵が好きなんだ。
      だから迷わないことにしました。
      何枚も描いた。こりゃだめだ、という絵でもいいから毎日机に向かう事にした。
      こうしているうちに、匂い、風、感じた事、色々な事がイメージとなり形となって紙の上に現れるようになってきました。
      以前は具象画だったのがいつの間にか抽象画になりました。
      絵は歳月を重ねると変わって来るものだと思いました。
      でもいつかは自分のスタイルが決まるのでしょう。
      いつかは分からないけれど。
      苦痛だった絵を描く事もいつの間にか精神を安定させるものとなってくれました。

      また今日も一枚絵を描こう。描ける幸せを感じながら。

      <夢を見る木2>

      <夢を見る木3>


      (まだまだ修行中です)

      前回貼りつけましたが、参考までに<夢を見る木1>はこれです。






      | | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      高校時代の恩師
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         8月の終わりになりますが、高校時代の美術の先生の個展へ行ってきました。
        卒業してから何度かはがきを頂いた時には必ず行っていました。

        最初に見に行ったのは先生がまだ20代の頃。
        画廊との契約などもなく、自分で額を発注し、片づけをする、という最初の段階でした。
        その時の絵は抽象画で『ダンス』という題で何枚も油絵を描いていたと思います。
        でも私のその時の目から見てもなんとなくまだ固まっていない、というか浅かった気がします。
        (失礼ながら)

        それから新橋近くの古い雰囲気のある所でエッチングに色を付けた、個性のある個展をやっていました。そのスタイルが何年か続きました。
        witのある、ちょっと雰囲気のある不思議な絵でした。
        女の子は目が大きくて何を考えているのか分からない感じ。
        ブーツとツタが絡まった長い絵とか魔女の帽子から小人が出てくるとか、だんだんと先生のイマジネーションは広がっている様子でした。(この時私は1枚絵を買わせて頂きました)

        その後、先生はご結婚され、女の子も生まれました。
        先生の生活は一変。
        そして8月、今回の個展は油絵になっていました。
        以前は版画じゃないと売れないから油絵はダメ、と言われていたのです。(版画の方が枚数がとれるので安く売れる)
        それに今はその画廊も3,4回目からバックアップしてくれるようになり、今回は額も画廊が作ってくれて、売れなかった絵は他で売ってくれると言うようになりました。
        私はもうエッチングで先生のイマジネーションのある絵で固まってこの路線で行くのかな?
        と思っていました。

        でも先生は変わりました。

        先生は今は46歳位でしょうか?
        20代からずっとコツコツとやってきて凄く落ち着いたいい絵が沢山ありました。
        ゆったりとした優しい色使いの絵でした。
        女の子の絵も凄く良かった。先生のお嬢さんだそうです。
        私は、「こんなに可愛い自分のお子さんの絵を売ってしまって寂しくないですか?」
        と聞きました。
        すると意外な答えが返ってきました。
        「だって本物は家にいるもの!」

        先生は幸せなんだな、と感じました。色々あるかもしれないけれど、とてもまなざしで描かれた女の子の絵には幸せがあふれていました。

        私も少しずつでも先生に近づきたい。
        絵もどんどん変わって行って、自分の絵で人を幸せにしたい。
        強く心からそう思った1日でした。

        人生と共に絵も変わっていく。私はそれでいいと思います。いずれ固まるのかもしれないけれど、
        自分の型通りの絵をずっと描き続けるよりは進歩し続けたいというのが今の気持ちです。

        先生の幸せとご家族のご健康と幸せがずっと続きますように。
        私も頑張ります。
        | | 01:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        朝早くから
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           今日はなぜか朝5時に起床。
          ここのところ体調やら用事やらで絵が描けなかったのがストレスで
          一気に2枚描きました。
          一枚は朝5時にゴミを出しに行った時に感じたさわやかな涼しい朝の風を描きました。
          これはイマイチだけど。写真も暗いし。
          題名は『朝の風』



          それから休憩している時にひらめいてもう一枚描きました。
          頭の中に赤と緑が浮かんできてそれをつなぐ黒が浮かんできて。
          理由は特になくただ閃いたというか。
          そんな一枚。
          これは結構気に入りました。
          なんだかあったかい感じの絵に仕上がりました。
          赤も色んな赤を使って、緑も全部色が違うし、黒も実は違ったり。濃い紫や濃い茶色も使っています。
          題名は『夢を見る木』

          | | 09:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          金魚鉢の夜
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             確か金魚を一般庶民が飼うようになったのは江戸時代。
            お祭りには金魚すくいも必ずと言っていいくらいで店がありますよね。
            採れない時には一匹おまけしてくれたなぁ、と懐かしく思いだしました。

            それに私は水族館が大好き。
            高校の時には良く一人で学校の帰りに水族館前に行っていました。(学校が終わって行っても終わってるからね)大学に入ってからどうしても水族館でアルバイトをしたくて、
            葛西臨海公園の水族館にいました。
            バイトが終わって暗くなった館内を歩いて出口へ向かいました。
            光る水槽。
            とてもきれいだった。
            水槽の中の魚が、暗い中きらきらと光る。
            夢のようなアルバイトだったのを思い出します。
            といいつつ、アジとか泳いでるのを見るとおいしそう!なんて考えてたりしちゃったけど。

            そんな事を思い出して、金魚鉢の暗い時をイメージして描いてみました。
            眠ってる金魚。
            そして静かな夜。

            | | 09:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            コーヒー
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               日曜日の今日、またまた夫が気分転換がしたい〜!!
              というのでまた調べて今日は手賀沼へ行ってきました。
              昨日気分転換したろう!!
              と思いましたが、毎日パソコンの前に何時間も座っているので疲れているのでしょう。
              私は掃除がしたかったのですが、一緒にまたまた行ってきたのでした。

              それから帰ってきて夕食を食べ、先日近所のコーヒー屋さんで買ってきたコロンビアの生豆を
              網で煎りました。
              ガスで強火に近い中火でなんと煎る事50分。
              最初に生豆の皮がひらひらと飛び散ってコンロが汚れるのですが、自分で煎って飲むのも
              一興かと思い頑張りました。
              だんだんと薄緑色の豆が黒くなり、甘い香りが漂い、最後には豆の油が出てきて
              きれいなつやの煎り立ての豆が出来上がりました。
              でも久しぶりに煎ったのでムラができてしまいました。
              ちゃんと焙煎の機械のあるお店だったら温度も一定だしきれいにできるのでしょうが
              まぁ楽しみの一つとして良しとしました。

              でも50分もガスを強めに使うのはガス代が〜(涙)
              たまにはいいか。
              4,5日間熟成させます。飲むのが楽しみです。
              本当は煎ってすぐ飲みたい気分なんですけどね。
              だって、いい香りだけ嗅いで飲めないなんて、コーヒー好きの私にはちょっと残酷だわ。



              *写真は結構黒く写っていますが、もっと茶色です。
              | | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
              近場のちょっといい所発見!
              0
                 土曜日、夫が気分転換がしたいー!
                というので、近場でどこかないかな?と思ってネットで検索した所、
                一茶双樹記念館という所を見つけました。
                3時過ぎていたのですが、急いで外出の用意をして二人で出掛けました。

                ここは小林一茶とゆかりのある場所であるらしく、同じく俳人の秋元双樹との交流があったそうです。
                小さな敷地ですが、枯池のある庭、風情のある昔のスケールの家が何とも言えずいい時間を過ごす事が出来ました。風吹いていい小旅行のような感じになりました。

                秋の紅葉の頃、また来たいな、と思います。今度は義母も連れて。





                | 散歩 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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